こんにちは。まりです。
今回は前置詞towardの正しい使い方をご紹介していきます。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 4のPart5の復習をしていたのですが、不正解の選択肢ではありますがその中にtowardがありました。
「あれ?towardって結構使いにくい単語じゃね?」
とふっと思ったので解説記事を書こうと思った次第でございます。
また今回解説記事を書く上でやっぱり参考にさせていただいた書籍はこちら→→→表現のための実践ロイヤル英文法(音声DL付)
時を示す前置詞toward
まずtowardには使い方が2つあります。それがこちら↓↓↓
- 時を示す前置詞toward
- 方向、到達を示す前置詞toward
こんな風に紹介されると「おーふむふむ、なんか分かる気もする。」という感じがしませんか?
それではもう少し詳しく見ていきましょう。
ここでは「時を示す前置詞toward」の使い方をみていきます。
意味:「~の近く」、「~ごろ」
→イメージとしてはその時間に接近するような感じ。
それでは例文を見てみましょう。
It started to clear up toward evening.
夕方近く晴れ始めた。
他にも以下のフレーズをまとめて覚えてしまうと上手に時を示す前置詞towardは使いこなせるようになるでしょう。
- toward dawn 明け方近くに
- toward daybreak 明け方近くに
- toward morning 明け方近くに
全部「明け方近くに」ですが、in the morningよりもtoward morningの方が朝、太陽さんが上がりかけているくらいの時間、というイメージが脳内でできると思います。
方向、到達を示す前置詞toward
「え?方向や到達を示す前置詞だったらtoでいいんじゃね?」
という疑問がよぎりますよね。
これは非常に良い感覚です。
方向、到達を表す前置詞toとtowardの微妙な違いを見ていきましょう。
方向を表す前置詞to → 到達点を示す
方向を表す前置詞toward → 到達点を示さない
ふむふむ、なるほど?笑
それでは例文を見てみましょう。
Let's improve our business performance toward a bright future.
輝かしい未来に向かって業績を上げていきましょう。
この「輝かしい未来」というのは到達点、という感じではないですよね。
どちらかというと「その方向」に向かって頑張りましょう、というニュアンスです。
ですので、場所を表すtowardは「到達点は含まないけど単にその方向」を表す場合に使う、ということです。
前置詞towardまとめ!
ということでいかがでしたでしょうか。
今回は前置詞、時を示す、方向・到達を表すtowardのご紹介をしていきました。
TOEICでは前置詞の問題はバリバリ出題されます!
少しでもそれぞれの前置詞のイメージを脳内にインプットしてスコアアップ目指して頑張りましょう♪♪♪
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